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203話

一夜明けて何事もなく、翌朝早くに梅龍は梅荘へと戻った。梅荘にはまだ二人の嫉妬深い女性がいることを思い出し、梅龍は呉夢を同行させなかった。呉徳海は呉夢の叔父だから、彼女の面倒はきっと見てくれるだろう。

以前なら呉夢は絶対に承知しなかっただろうが、この数日で彼女は梅龍の言うことに従順になっていた。心の中では不満があったものの、言われた通りにしたのだ。

梅荘に戻るとすぐに、梅龍は梅龍小学校へと直行した。今や学校は軌道に乗り、授業も休憩時間も整然と進められていた。以前呉青旋に購入を依頼したスポーツ用具もすべて揃っていた。校庭の東西には二つのバスケットゴールが設置され、西側の南北方向にはサッカーゴー...