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908話

「うわぁ!かっこよすぎ!」

すぐに何人かの女子たちが手を振りながら、悲鳴のような歓声を上げていた。興奮の極みといった様子だ。

赤いフェラーリ、サングラスをかけたイケメン。

まさに女の子たちの妄想対象そのもので、彼女たちの食いつきは上々だった。中には大胆にも自ら話しかけてくる子もいて、僕も空気を読んで道を尋ねるふりをした。そして女子大生を車に誘い、目的地まで案内してもらうことにした。

彼女たちは喜んで承諾し、今どきの風潮は確かに開放的だなと、つい邪念が湧いてしまう。

そして車を走らせ目的地に到着した。実際はキャンパス近くの商業エリアにあるドリンクショップだった。この機会に二人の女の子を誘って何か...