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407話

黄詹が完全に立ち去った後、ようやく私は安堵の息を吐いた。

さっきのは、かなり危なかったな。

もし彼が協力を拒んでいたら、彼を留置場に送り込んで、その後で水中欢会所を自分の名義に収め、彼の手下たちを引き取って、この混沌に乗じるしかなかっただろう。だがそうなれば間違いなく余計な面倒が増えていたはずだ。

「あなた、大丈夫？」

「俺が何かあるわけないだろ、ほら、こうして無事だ」

郭家の姉妹が慌ててトイレから出てきて、心配そうに私のベッドに寄り添った。夏茜もゆっくりと後に続いて出てきた。彼女の手に持っているのは……銃？

私は一瞬固まった。彼女は交通大隊の外勤という身分だが、それがたとえ表向きのものだとし...