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13話

「こんな分別のない馬鹿な私に対して、阿芳(アファン)は最終的に私を信じてくれることにした。

彼女は優しい言葉で諭した後、ようやくスーパーへと戻っていった。

彼女の遠ざかる艶やかな後ろ姿を見つめながら、先ほどの口の中での甘美な感覚を思い返し、私の心はもう興奮で仕方がなかった。

壁に貼られたシーフードスーパーのアワビのポスターを見ていると、思わず擦り寄りたくなるような衝動さえ感じた。

あの温かくて滑らかな艶めかしさは、パンティ越しでもあんなに魅惑的で、あんなに素晴らしい感触だった。もし何の隔たりもなく直接触れて味わえたら、どれほど素晴らしいだろうか。

壁に貼られたアワビの広告を見つめながら、私はま...