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1264話

コウモリの元霊から派生したものなので、完全な実体を持っていないのだ。

「ほう?見せてごらん!」陳家のお爺さんが突然目を開き、私のコウモリの翼に強い興味を示した。

彼は興奮した様子で翼の模様を撫でながら、思わず感嘆の声を漏らした。「これは良いものだ。生きているうちにこんな西洋からの舶来品を見られるとはな。国内の市場でも滅多にお目にかかれないものだよ」

「それは?先輩が手助けしてくださるということですか?」私の目が輝きを放った。陳家のお爺さんが鍛造を引き受けてくれれば、私の戦闘力はさらに増し、まさに虎に翼を得たようになる。

もちろん、彼が私のコウモリの翼を横取りするとは思っていない。陳家の...