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1033話

「暴風雨拳」は違う。一撃一撃が強烈で重い。それで徐東は内力を使って防がざるを得なかった。

しかも彼が見せた幽霊のような身のこなしの足法も、一種の武技だ。外功では成し遂げられないことには、必ず内力を使う。だから私は判断した。消耗戦で攻め続ければ、徐東はきっと長くは持たないと。

「妄想を抱くな!たとえ内力が足りなくなっても、お前は敵ではない」徐東は老三の側にいる名も知らぬ若者の秘密漏洩を気にする様子もなかった。彼は内功の深さに自信を持ち、それまでに私を打ち負かせると思っているのだろう。

だがそれがどうした。何事も試してみなければ、できるかどうかわからない。

そこで私は冷笑して、内力を込めて再...