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782話

郭デブの突然爆発した泣き声を聞きながら、肖宇はその中に深い悲しみと恐怖を感じ取った。

あの感情は、一聞しただけで心の底から湧き出ているものだと分かる。郭デブがどれほど演技が上手くても、あんな風に演じることなど絶対にできるはずがない。

そして、先ほど肖宇が郭デブを嘲って言った言葉と全く同じことを誰かが言ったというその事実に、肖宇は一瞬で毛を逆立てた。

「くそっ、このデブが確かに怠け者で食い意地が張ってて、太らせて殺すってのは分かるが、そんなこと言えるのは俺だけだろうが！あいつがどんなダメ人間でも、それでも俺の兄弟なんだ！俺が好きなだけ馬鹿にするのは構わないが、他人が一言でも言うのは許さねえ！」

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