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374話

女性警官が遠くから走ってくる姿に、肖宇の視線は下から上へとゆっくりと這い上がっていった。質素ながらも引き締まった制服のズボンは、彼女の美しく長い脚のラインを隠しきれていない。

細い腰は手で包めそうなほど華奢で、激しく動く胸は膨らみ、ぴったりとした制服のボタンが弾け飛びそうなほどだった。

その揺れに合わせて、彼の視線も固まってしまう。

「マジかよ、帝都はやっぱり人材の宝庫だな。朝飯食いに来ただけなのに、こんな極上の美人警官に出会えるなんて。俺の運も上向きか?」

そう考えながら、肖宇は口元に微かな笑みを浮かべた。ふわりと香る甘い香りが漂い、セクシーな女性警官が目の前に立った。

彼が表情を...