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309話

郭デブの悲鳴が響き渡る中、肖宇は拳を振り続けていた。

「俺を騙したな、殺す気かよ？」

虎兄の顔が腫れ上がって元の面影もなく、悲鳴も弱々しい呻き声になっていくのを見て、肖宇の拳は宙に止まった。

「やっぱり俺様は優しすぎるな、はぁ」

肖宇はため息をつき、金虎の体から降りると、片手でぐったりした彼を持ち上げた。

ほんの少し前まで威勢のよかった金虎は、今や肖宇の手にぶら下がる一匹の野良犬と化していた。

「他に俺と遊びたい奴はいるか？歓迎するぜ」

肖宇は淡々と微笑んだが、手下たちの目には、それが地獄から這い出てきた悪魔のように映った。

彼の笑顔が明るければ明るいほど、チンピラたちの恐怖は深まり、ボスの惨...