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333話

ベッドはとても柔らかい。

絹の布団が肌に触れると、非常に心地よい感覚をもたらしてくれる。

だが、上半身裸でベッドに横たわっている楊動には、少しの快適さも感じられなかった。

彼のシャツとベストは女王によって脱がされ、引き締まった筋肉が露わになっていた。

女王は今、くすくすと可愛らしく笑いながら、軽薄に楊動の胸を撫で回していた。「意外ね、見た目は痩せていて体重なんてなさそうなのに、服の下は、なかなか引き締まっているじゃない」

女王の仮面の下にある澄んだ瞳は、きらきらと輝いていた。

彼女は獲物を見つけて喜んでいるのだが、楊動は頭皮がゾクゾクし、仮面の後ろには少女の声で話す老いぼれが、彼に触れるふりを...