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273話

男の持続時間は、その敏感さと反比例する。

幾多の戦場を潜り抜けてきた楊動は、氷と火の二重天という刺激的な状況下でも、なお三十分以上持ちこたえ、ようやく絶頂に達した。

宋先生の顎は酸っぱくも冷たくもなり、しばらく口を閉じることができなかった。

「むせるわ!」

事が終わると、宋媛媛はしゃがみ込んでしばらく激しく咳き込み、ようやく立ち上がって、ティッシュで少し拭いてから洗面所へ向かった。

彼女が戻ってくると、楊という大ろくでなしは既に服を着終え、彼女の服もきちんと畳んでいた。

服を着て、窓を開けて深く息を吐いた後、彼女は尋ねた。「で、私を残したのは何のため?まさか純粋に私を楽しむためだけじゃないでし...