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1346話

「以前、俺はこの腕を金のため、人を殺すためだと思っていた。だが今はわかる。俺のすべては、守るためにあるんだ。お前たちを、そして俺たちの子供を守るために」

杨動の声は淡々として、まるで空に響き渡るようだった。

宁苗苗は口を開きかけたが、しばらくして漸く言葉を紡いだ。

「時々、あなたは普通の人たちのためにも命がけよね」

宁苗苗がそう言ったのは、杨動が林映冰に民衆への危害を加えさせないため、彼女の側に駆けつけて宥めたことがあったからだ。

あの時、杨動には林映冰を更生させる考えもあったが、結局は民衆のためだった。

宁苗苗のそんな問いかけに、杨動は頭をかきながら少し困ったように言った。

「お前が言...