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1342話

壁にかかった時計は午前三時十五分を指していた。

四日前のこの時刻、楊動は地下に潜り込んだまま、今に至るまで何の消息もない。

病院という場所に、沈雲蓉が足を踏み入れるのはずいぶん久しぶりだった。

二年前に蘇北を離れ、大雪苑に入ってからは、正式な身分で病院に入る機会は一度もなかった。

病院全体が静まり返り、部屋の灯りも消されている中、沈雲蓉は付き添い人として、今もなお眠れずにいた。

ベッドの上の寧苗苗は目を閉じて横たわっているが、沈雲蓉にはわかっていた。この女性は日中ずっと眠っていたのだから、今は眠れるはずがない。

そして白露は彼女の傍らで、椅子に寄りかかって仮眠を取っていた。

今のところ、沈雲蓉...