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1258話

「君は言った。柔柔さんは既に蠱婆を探しに行ったと。そして希望は大きいと。蠱婆さえ見つかれば、僕の体内の蠱毒を解いてくれて、僕は生き延びられる、そうだろう？」

楊動は林映冰を抱きながら、淡々と語った。

林映冰は何も言わず、ただ目を閉じた。

「だから、まだ体力が残っているうちに一人で這い上がれと僕を説得したんだな」

楊動は静かに続けた。「だって君にもわかっているだろう？君を連れて這い上がるのはほぼ不可能だ。僕が一人で這い上がって、君をここに置いていくしか生き延びる道はない。そうだろう？」

林映冰は黙り込み、目を開けて楊動の横顔を見つめた。目元が赤くなり始めていた。

楊動の言うとおりだった。彼女は確...