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1253話

遺伝子の変異により、修羅一族の者たちは誰一人として四十歳を超えて生きることができなくなった。

しかも死の直前には、彼女たちは耐え難い苦痛に襲われるようになった。

その後の数代にわたる古蜀の王たちは、その耐え難い苦しみから逃れるため、自ら命を絶つ道を選んだ。

さらに彼女たちの体質が陰寒に偏っていたため、彼女たちの夫となった男たちは、死の間際には彼女たち以上の苦痛を味わうことになった。

ついにある駙馬は、その残酷な死の運命に耐えかね、夜陰に紛れて蜀王の天宮から逃げ出したが、結局外で惨めな死を遂げた。

駙馬の悲惨な最期は古蜀の民すべての目に焼き付き、それ以降、民衆は修羅一族を怪物として恐れ、王室の者...