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1051話

「ちっ、ほんの一秒前まで目が離せないって顔してたくせに、次の瞬間には清純な女神ぶってやがる?」

杨动は罵り声を上げながら、ショートパンツを履き上げた。「シャワー浴びてくる。見たいなら、ついて来てもいいぜ」

林映冰は顔を真っ赤にして怒鳴った。「うせろ!誰があんたなんか見たいかっ!例の物は?持って帰ってきたの?」

「キッチンの冷蔵庫だよ。下の冷凍室に入れておいた」

そう言い残して、杨动は寝室を出て行った。

杨某人は出て行ったものの、彼がさっきズボンを脱いだ光景が林総の目の前にチラついて、彼女の頬を赤く染めていた。ふん、あんなものに何の価値があるっていうの、見るだけで気持ち悪い!

浴室から水の音がし...