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1013話

「さあ、兄貴、乾杯!」

食事が運ばれてくると、楊動はグラスすら手に取らず、酒瓶を持ったまま楊暁松とぶつけ、無理やり大きく飲み干した。

こんな田舎では高級酒など飲めるはずもなく、その味はまるで長く置かれた毒薬のようで、一口飲めば腹の中がしばらくゴロゴロと鳴るほどだった。

しかし、こういった酒こそが最も喉に効き、最も爽快なものだった。

思い切り半分ほど飲み干した後、楊動は瓶をテーブルに置き、箸を取って無造作に料理を食べ始めた。

楊暁松は気が乗らない様子で、楊動と酒を飲み終えるとスマホを取り出し、しばらく操作した後で楊動の前に差し出した。「見たか?今日の日報だ。さっき社長の机で見かけて、スマホで検索...