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433話

翻日二日目の朝、港から十数キロ離れたスラム街で、リンダは新しい服に着替えた。まず子供を連れて簡単な朝食を済ませると、子供を保育所へ送った。その保育所は彼女のアパートの下にあるものだった。最後に小さな女の子に念入りに注意事項を言い聞かせ、しっかりと抱きしめてから立ち去った。

娘は彼女がこの世界で生きていく勇気そのものだった。リンダが去って間もなく、林浩は保育所の側に現れた。保育所の前に立つと、中では老婦人が子供たちに物語を聞かせ、彼らと遊んでいた。リンダの娘もその中にいた。質素な教室にいた老婦人は、入り口に立つ林浩を見て、不思議そうに外へ出てきた。

その時、林浩はすでに清潔な服装に着替えてい...