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1151話

秦冰雨たちが動き始めた。敖風も参加しているようで、龍族は完全に月輪仙宮の側に立ったようだ。

ただ、龍族が具体的に何を企んでいるのかは分からない。

乾元の分身も林浩に情報を伝えていた。乾元の分身は金陵に残り、表向きは林浩を監視するためだが、実際は林浩に情報を伝える役割を担っていた。

敖風も疑うことはなかった。結局のところ、以前林浩は乾元龍府から盗みを働き、さらに千人以上の蛟龍族を斬り殺したのだから。

この知らせを受けた林浩も頭を悩ませていた。吞天蟒がこの流れを少しでも遅らせてくれることを願うばかりだ。月輪仙子がしばらく現世できなければ、まだなんとかなるだろう。

少なくとも青衫仙子が戦闘...