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1142話

涅槃の炎が空を覆い尽くす中、秦楓辞は苦悶の叫び声を上げ続けていた。彼の体には一切の傷がなく、衣服さえも少しも損なわれていなかったのに、彼は死にたいほどの激痛に苦しんでいた。

魂、これは魂を焼き尽くす炎だ！

鳳凰の涅槃の炎！

秦楓辞はようやくこの炎の主を認識し、恐怖で顔が青ざめ、歪んでいた。

彼はいつも半妖の噬魂獣を陣法と組み合わせ、陣の中に閉じ込めた敵を次々と噛み砕き、その過程を心から楽しんでいた。

陣法の中に閉じ込められた敵が、半妖の噬魂獣によって少しずつ魂を引き裂かれていく様子を眺め、生きることも死ぬこともできない敵の悲痛な叫び声を聞くたび、秦楓辞は異常な快感を覚えていた。

だが、ま...