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1112話

灵韵が結界を設置しているところだった。潜んでいる銀の甲冑の十字騎士団を一気に片付けるつもりだ！

瑞安は何か違和感を覚えた。「あの、華夏の使者よ、何をしているんだ？あんな強者なら、一瞬でその天使を倒せるだろう」

「シッ、よく聞いてみろ」林浩は相手に手を出さないよう促した。

デスクレイアン：？？？

しかし瑞安は本当に注意深く聞き始めた。結果、しばらく聞いていても、木の葉のさらさらという音や風の音、時々聞こえる獣の咆哮以外は、何も聞こえないようだった。

「落花解語！」

灵韵が突然声を上げると、桃の花びらで形成された結界が一気に広がり、銀の甲冑の十字騎士団の陣地を囲い込んだ！

「まずい、...