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1007話

仙人や仙女たちは、この天地を揺るがす一撃の下、恐怖に顔を引きつらせ、慌てふためいて各々の法宝を投げ出し、阻止しようと試みた。

しかし、この一剣の通り道には空間が崩れ去り、剣勢はすでに形成され、もはや誰にも止められない！

柱に絡みつく龍は悲痛な叫びを上げ、仙鶴たちは恐ろしい圧力に耐えきれず、高空から次々と墜落していった。

五色に輝く様々な仙家の法宝も、枯れ木を払うがごとく一刀両断され、南仙門から仙宮の核心部まで一直線に斬り裂かれていった。

突如として空間を引き裂いた巨大な手が現れ、恐ろしい剣気を掴み取った！

その瞬間、仙宮のすべての者たちから雷鳴のような歓声が上がった。仙王が出手したの...