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517話

チップというものは一見すごく高尚そうに聞こえるが、実際のところ単に集積回路の担体にすぎない。

多くの人は中華のチップ技術が西洋諸国より何年も遅れていて、追いつくなど夢物語だと思い込んでいる。

しかし知らないだろうが、すでに前世紀90年代から、国内の研究者たちが全精力を注いで研究開発に取り組んできたのだ。

龍芯は、まさに純国産品である。

ただ龍芯の研発期間が長すぎたため、世界市場はすでに先進国に占領され、人々が使用している製品との互換性がなく、市場を失い、名声も得られなかった。

例えるなら、今どの都市に行っても大衆車のアフターサービス店が見つかり、人々もそれらのブランドに慣れている。そ...