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448話

沈岳は休もうとベッドに倒れ込んだが、なぜか女性の体の上に覆いかぶさる形になっていた。

これはどういうことだ?

沈岳が呆然としていると、風切り音が聞こえ、本能的に顔をずらして避けた。起き上がろうとした瞬間、長い脚がニシキヘビのように彼の首に絡みついてきた。

女性に脚で絡めとられたところで危険はなく、沈岳の不思議な危険察知能力も作動しなかった。絡まれたならそれもまあ、大したことではない。

二人は向かい合っていて、どうやら二人とも服を着ていないようだった。彼女の長い脚に首を絡め取られ、レッグロックの形になった沈岳の頭は強制的に下がり、口が女性のある部分に丁度当たる位置に...

さすがは嗅覚...