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366話

夜が明けた。

謝柔情は目を開け、手を伸ばして色気溢れる伸びをしながら、隣のベッドに目をやった。

展小白はまだ深い眠りの中にあり、顔色は依然として青白いものの、少し血色が戻っていた。

やはり若いだけあって、体の素質も良く、しっかり休めば自身の造血機能が最短時間で最大量の血漿を生産し、生命活動の正常な機能を保証してくれるだろう。

「あのチンピラはどうしてるのかしら」

展小白をしばらくじっと見つめた後、謝柔情は沈岳のことを思い浮かべた。

昨晩は柔姐が沈岳を世にも稀な素晴らしい男と褒め称え、舞おばさんのような往年の燕舞仙子が彼の料理人をしているのは大いなる幸運だと言っていたが、...