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20話

「お前はまだ私と下品なことをしたいのね」

「お前は」

蘇南音は一瞬固まり、思わず血を吐きそうになったが、すぐに落ち着きを取り戻した。「人を探しているんでしょう?」

「俺が何をしに来たか、お前に関係あるか」

「毛」という言葉を口にした時、沈岳はまた思わず彼女のその部分に視線を向けた。

残念ながら、すでにバスタオルで隠されていた。

沈岳は少し後悔した。なぜバスタオルを渡してやったんだろう?

彼の視線を感じ、蘇南音は無意識に両足を閉じた。

沈岳はまた不機嫌そうに言った。「そんなにきっちり隠してるのに、何をギュッとしてるんだよ。行くぞ」

「待って」

蘇南音がまた...