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48話

李二虎はそれを聞くと、顔がさらに赤くなった。

以前は趙茹一人だけが彼をからかっていた時は、まだ何とか受け入れられていた。

しかし今や、二人の女性に挟まれる状況に変わっていた。

恥ずかしさは倍増していた。

快楽はというと、必ずしもそうとは限らないが……

「渡すつもりはないわ」趙茹は曲麗穎が李二虎を色っぽい目で見るのを遮るように立ち、言った。「自分で養う力があるなら、自分で養えばいいじゃない」

「私にそんなお金ないわよ」

曲麗穎は困ったように言った。

彼女はその隙に手を下に伸ばし、李二虎の急所をまっすぐに掴んだ。そして、その手がゆっくりと動き始めた。

李二虎は身震いした。

こんなことを、曲麗...