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397話

「げほっ……げほっ……」

李二虎は唾を詰まらせた。

なんでいきなり不動産用語が出てくるんだ？

自分はもう物から、家に変わったというのか？

「曲姉さん、もう冗談はやめてくれませんか？」李二虎は顔を曇らせて言った。

曲麗穎は微笑んで、電話を切った。

そして意味深な口調でこう言った。「自業自得よ！私を痛がらせたのはあなたでしょ？一流女優の初めてをあげたんだから、少しは代償を払うべきじゃない？」

李二虎は口を尖らせて言った。「あなたが初めてだなんて知らなかったし、そもそも入りたくなかったんだ。きつくて狭くて全然気持ちよくなかったのに、姉さんが無理やり入れさせて……それに曲姉さん、他の女性みたいに初めて...