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361話

「ミネラルウォーター?バカな二虎弟よ、あなたが私に飲ませたのは媚薬よ!」曲麗穎は李二虎を鋭く睨みつけた。

「はぁ?」

李二虎は自分の耳を疑った。

彼が持ってきたのは確かにミネラルウォーターだったのに、いつの間に媚薬になったというのか?

あまりにも突拍子もない話ではないか。

「曲姉さん、何か勘違いしてませんか?僕がそんなもの持ってくるわけないじゃないですか。そもそも、普通の家庭にそんな薬があるわけないでしょ」李二虎は渋い顔で言った。

「でも私は女優よ。家にはいろんな薬があるわ。常識でしょ」曲麗穎は真顔で言い切った。

「信じられません!曲姉さん、僕をからかってるんでしょう!」李二虎はまだ...