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346話

彼女と李二虎の関係は、いつでもどこでもそういうことができるほどに発展していた。あの日、草むらで起きたことは、今でも鮮明に記憶に残っている。

まさに李二虎との関係が急速に深まったからこそ、彼女は服装に気を配るようになったのだ。

取締役秘書として、外に着ている服は変わらないものの、下着には工夫を凝らし、李二虎の欲情を確実に掻き立てられるようにしていた。

趙茹がいなければ、彼女と李二虎は何をしても邪魔されることはないのだ。

「何秘書、外でするのは衛生的じゃないから、もうやめにしないか?」李二虎は苦い顔で言った。

「じゃあ、ここでいいわね!」

何美麗はそのまま身を寄せてきた。

彼女はすでに秘書室のドア...