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326話

李二虎は女性を尊重しながらも、決して触れることを恐れる堅物ではなく、最も適切な方法で女性の体に触れ、喜びを与えることができる男だった。

そんな男だからこそ、趙茹に囲われるのも当然だろう。

彼女は少し趙茹が羨ましくなっていた。

李二虎は葉暁雯が心から喜んでいるのを見て、ほっと胸をなでおろした。今回はようやく余計なことをせずに済んだ。

葉姉さんが嬉しければ、彼も嬉しい。

先ほど趙茹に挑発されて湧き上がった欲望を、すべて葉暁雯にぶつけた。葉暁雯もそれを喜んで受け入れていた。

どれくらいの時間が経ったのだろう、李二虎は満足げに解放された。

葉暁雯の体は震えが止まらず、李二虎の濃密な情欲を受け止めな...