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231話

特に杜明輝の動きは荒っぽく、すぐに下着を引き裂いたり、時には鞭やろうそくなどの小道具まで使ったりして、彼女を苦しめていた。

それに加えて、杜明輝の身体的な条件も良くなく、硬さも強さも持続時間も、どれ一つ及第点に達していなかった。

このことが葉暁雯に一つの錯覚を生み出した。夫婦の間のそういった行為は、身体の内側の感覚よりも外側の感覚が勝るものだという錯覚だ。

肉体に快感がなければ、当然、彼女は性に興味を持てなかった。

少しも気持ち良くないどころか、苦痛さえ感じていたからだ。

杜明輝に冷たくされるようになった後、確かに彼女には欲求不満があったが、それは彼女が放縦な道を選ぶということを意味するもので...