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18話

素晴らしい感触が伝わってきて、高級会員制サロンのマッサージよりも心地よかった。

すぐに、李二虎は気持ちが高ぶりはじめた。

「あっ！」

何美麗は驚きの声を上げ、まるで体が宙に浮いたような感覚に襲われた。

彼女はこんな感覚を初めて経験し、思わず顔を真っ赤に染めた。

この人……すごい！

女秘書の胸の中で小鹿が跳ねるように動悸が高まり、潤んだ頬からは水滴が落ちそうなほど。彼女は李二虎にぴったりと寄り添い、体勢を保った。

李二虎は思いがけない幸運に戸惑っていた。仕事初日に美人秘書が自ら抱きついてくるなんて、これは四海グループの新入社員特典なのか、それとも自分だけの特別待遇なのか？

どこかで、李二虎はこれ...