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177話

だが身体の感覚が彼に告げていた。何美麗は本当に嬉しそうだと。嬉しくて仕方ないといった様子で、彼女にとって自分もなかなか頑張れる男だと思われたのだろうか。

「君が喜んでくれれば...」

李二虎は息を荒げながら言った。

何美麗も李二虎の熱意を感じ取り、さらに一生懸命になった。

二人は互いに夢中になり、時間が一分一秒と流れていった。

どれくらい経ったのだろう、ようやく二人は動きを止めた。

李二虎と何美麗は汗だくになっていた。二人とも疲れ果て、ソファーに横になって休んでいた。

しばらくして、李二虎は立ち上がり、何美麗に水を一杯注いだ。何美麗はそれを受け取り、がぶがぶと飲み始めた。

「あ...