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548話

これらの地霊は海水中に潜伏しているのか、それとも血の海にのみ生息しているのだろうか？

今、この点を明らかにしなければならない。

もし彼らが血の海でしか生きられないのなら、空飛ぶ絨毯で地霊殿の前方に行くことができる。しかし単に血の海に潜んでいるだけなら、地霊海の上空に足を踏み入れた瞬間、侵入者に対して必ず襲いかかってくるだろう。

欧陽志遠は手を振り、厳しい表情で皆を見つめながら言った。「皆、落ち着いてくれ。軍山兄が殺されたことについて、隊長として私も怒りを感じている。だが、我々は無謀に行動するわけにはいかない。今までに既に六人の仲間を失った。これ以上誰も失いたくない。我々がこれほど多くの仲間を...