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545話

欧陽志遠は十二個の刻まれた陣盤を取り出し、彼に渡した。「鴻飛兄、これらの陣盤を仲間たちに配ってくれ。身を守るためのものだ」

なんと強烈な殺気だ!

楚鴻飛が陣盤を受け取った瞬間、識海が激しく震え、陣盤から極めて強大なエネルギーの気配を感じた。驚きの表情で言った。「隊長、これは一体どんな陣盤なんですか?こんなに強力な…」

欧陽志遠は笑みを浮かべて答えた。「これらの陣盤には十二級の連環絞殺陣法を刻んである。一度攻撃を受ければ、思いきり投げつければ陣盤が効力を発揮する」

十二級の連環絞殺陣?恐ろしすぎる。

楚家全体でも、楚邱機のような老いぼれでさえ玄化境後期の実力で、ようやく十級の陣法師と錬...