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516話

「危険だとしても行くさ。星船を作るための材料を見つけて、木星ベータに行く機会を得れば、やっと詩婷を救える可能性が出てくる」欧陽志遠は軽蔑したように言った。

自分のレベルはまだ低く、解読船しか作れないが、十分な星船材料を貯めて木星ベータへ飛昇すれば、より高級な星際船を作り出せる。そうしてこそ、仙霊星へ聖杯を探しに行くことができるのだ。

欧陽志遠の決意に満ちた表情を見て、警花は感動し、微笑んだ。「詩婷はあなたのような彼氏がいて、本当に幸せね」

欧陽志遠は笑いながら答えた。「俺は皆を公平に扱ってるだけさ。詩婷を特別扱いしてるわけじゃない。ただ、俺が彼女を火焔山に連れて行ったせいで怪我をしたんだ...