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252話

「もうすぐ痛みは消えるから、少しだけ我慢しろ」東方鶴は王鵬の苦痛で歪んだ表情を見つめながら、不気味な笑みを浮かべて言った。

蠱虫がこいつの五臓六腑と脳幹を食い尽くせば、この蠱屍の祭練が完成し、欧陽志遠の小僧の命はおしまいだ！

その頃、丘の上では、欧陽志遠が遠く離れたところに立ち、沈東に李明の遺体を埋めるよう命じていた。

これは欧陽志遠にとって真の意味で初めての殺人だった。李明の眉間に凝固した穴、頭の下に広がる既に乾いた血溜まり、大きく見開かれた両目、そして極めて恐ろしい表情を見ると、吐き気がした。

くそっ！何をそんな恨めしそうに俺を見てやがる！全身まるごと残してやったじゃねえか！

「沈東、て...