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1015話

「霜儿の言う通りだ。私は界帝神殿を出た時、蝶儿妹妹の姿は見ていなかった。南宫星主、どうしてそんなことを？もし蝶儿妹妹が人馬星河の者たちに連れ去られるのを見ていたら、必ず救っていたはずだ。この欧陽志遠、命を惜しむような男ではない！」と欧陽志遠は続けた。

東方芸が追いかけてきて、夫の南宫烈が欧陽志遠に手を出したのを見ると、美しい眉を寄せて言った。「欧陽志遠が見殺しにするはずがないわ。あなた、さっき人馬星河の者と連絡を取ったの？彼らの罠にはまらないで。きっと離間を図ろうとしているのよ」

「なんだと？」南宫烈の顔色が変わり、天を覆うほどの威圧と道の韻を帯びた雷の光は、急に勢いを失った。

南宫烈は...