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267話

小南は必死に太ももを閉じていたが、それでも隠しきれない部分が見えてしまった。

老李は彼女の超ミニのレザースカートを下ろし、遮るようにした。

「小詩ちゃん、小南ちゃん、すまなかった。今すぐ解放するから」彼はまず謝罪した。

そして爪切りで縄を切り始めた。

まずは小詩の体を縛っていた幾重もの縄を切り、それが終わると口に貼られた黒いテープを剥がした。

ビリッ!

「あっ!」

黒いテープが剥がれると、小詩は痛みで叫び声を上げ、すぐに手で口を覆い、しばらく言葉が出なかった。

彼は同じように小南の縄と黒いテープも取り除いた。

「小詩ちゃん、小南ちゃん、本当にすまなかった。まさかこいつがこんな変態だとは思わなか...