君のために詩を書く

248話

「この映画学部の女子大生は、将来芸能界に入って女優になるかもしれないね。今はまだ青臭い段階だけど、彼女を抱けるなんて、マジで最高だぜ」

彼女には8点をつけてもいいだろう。清純な顔立ち、すらりとした体型、そして笑顔の中に抑えきれない色気が漂っている。男ならだれでも好きになるタイプだ。

彼女のクラスでは少なくともクラス一の美女レベルで、クラスの男子はきっと全員が彼女を妄想のネタにしているだろう。

今日の運はマジで良いな！

「名前は何て言うの？」李さんが彼女に尋ねた。

「小詩よ」女子大生は甘えた声で李さんに告げた。

この名前もたぶん偽名だろうな、と李さんは心の中で思った。

「お兄さん、...