君のために詩を書く

208話

確認完了後、たくましい看守が彼に囚人服を渡した。灰色の囚人服の上に黄色いベストを着せられ、そこには「雲城第一看守所」と書かれていた。

服を着終わると、たくましい看守は彼を椅子に座らせ、髪を切り始めた。あっという間に、老李の髪はほとんど刈り上げられ、丸坊主になってしまった。

囚人服を着た老李は、本当に囚人になってしまったのだ。

たくましい看守は彼に自分の名前が書かれたプレートを持たせ、身長測定の目盛りの前に立たせ、入所時の標準写真を撮って記録した。

たくましい看守は彼を連れてさらに二つの鉄門を通り、ようやく目的地——監房に到着した。看守所の正門からここまで、少なくとも四つの関所を通らなけ...