君のために詩を書く

177話

「それからお前もだ、何度も警告しただろう、市場で威張り散らすな、好き勝手するなって。だがお前は一度も耳を貸さなかった！お前らのような良心のない商売人、必ず関係部門に会社を通報してやる！」

そう言い終えると、彼は蘭小霞にも罵り始めた。

すげぇな！

李さんは心の中で感嘆した。この李永山、本気で怒ってるな、こんな言葉まで出てくるとは。

ああっ！

蘭小霞と痩せ犬のような男の二人は青ざめた顔で、完全に叱責されてぼう然としていた。

彼らの表情といったら、まさに笑うに笑えない惨めな様子だった。

きっと心の中では、今日の李永山は何を食べ間違えたんだろうと思っているに違いない。しかし彼らも賢い人間だ。李永山...