君のために詩を書く

16話

この時こそ、周大発が下半身の欲望に脳を支配されていた瞬間だった。彼の注意は完全に二人の女の子に向けられており、最も無防備な状態にあった。

周大発の二人の手下は他の四人の女の子を引きずって遠くに離れ、それぞれ楽しむ場所を見つけていった。彼らも三人揃って行為に及ぶのは気まずかったのだろう。

老李は背中を丸め、伸縮警棒をしっかりと握りしめながら、静かに周大発の背後に忍び寄った。

周大発はすでにズボンを脱ぎ、老李に背を向けていた。蘇菲菲と彭艶艶の二人は老李の姿に気づいたが、彼はすぐに人差し指を唇に当て、二人が賢明に行動してくれることを願った。引き続き悲鳴を上げて周大発の注意を引きつけ、自分の不意打ちの...