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953話

「はい、お義姉さん!」私の目には、義姉さんの体のどこもかしこも強烈な魅力を放っている。

それだけで興奮が収まらない。昨夜の光景が再び脳裏に浮かび、必死に自制心を保ちながら、義姉さんのマッサージを始めた。

頭部から丁寧に、本気を込めて揉みほぐしていく。

正直に言うと、私は中医マッサージを数年間学んで、今ではもう一人前だ。診療所では師匠が手が回らない時は、私が担当することもある。

「金水、あなた、腕前がいいわね」義姉さんが枕に顔を埋めたまま、少し聞き取りづらい声で言った。

「褒めていただきありがとうございます。お店を開いたら、一生懸命働きますよ」この時すでに義姉さんの体つきを感じ取ってい...