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775話

とりあえず、今は特にやることもないから、張さんと一緒に警備室に座って、通りすがりの女子学生たちを品定めしていた。

その中には本当に何人かとても美しい子がいて、胸がドキドキした。

以前はお金がなくて、ただ見て羨ましがるだけで、最終的にはちょっとした手段を使って顧文文を騙すしかなかった。だが今はお金があるから、心の中で自然と調子に乗り始めていた。

これらの女子学生は結局金持ちが欲しいだけだろう!今の自分はまさに金持ちじゃないか。そう思うと、つい妄想し始めて、女子学生を何人か誘ってヤりまくる想像をしていた。

そのとき、ポケットの中で携帯が震えた。取り出して見ると、小強からの着信だった。

おそらく小強...