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635話

その瞬間、もう我慢できなくなった私は、自分のズボンを脱ぎ捨て、顧文文をベッドに押し倒した。彼女の耳元で下心丸出しに笑いながら囁いた。

「文文、入るよ」

「うん」顧文文は小さく返事をして、顔を真っ赤に染め、恥ずかしそうに目を閉じた。

タイミングを見計らって、私は静かに顧文文の上に覆いかぶさった。

汗だくになりながら顧文文の体から離れ、ベッドの脇に横たわると、隣で今も艶めかしく息を荒げている顧文文が見えた。何度も繰り返したのだろう。

何年も溜め込んでいたものが一気に解放されたかのように、私は何度も何度も顧文文の体で貪欲に求め続けていた。

最初、顧文文はとても恥ずかしがっていて、始まった後も唇...