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551話

「まったく、泥を履いた股の中に入れたようなもの、言い訳しても通じないわ」

「人を誹謗するのはやめろ、俺はお前に何もしていないんだ！」周りに人が増えてきたので、自己弁護せざるを得なかった。

李美娟は涙もろく、この時もボロボロと泣いていて、まるで虐げられた可哀想な女性のように見えた。

「あらあら、これはどうしたことかしら？あれって写真を撮る人じゃない？」「ええ、そうよ、まさかあの人がこんな人だったなんて」「きっと女性が綺麗だから、着替えて写真撮ってる時に手を出したんでしょ」「人は見かけによらないものね、もう絶対に彼の店で写真なんて撮らないわ」「こういう人は逮捕されるべきよ。お店を開くのは建前で、き...