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391話

推車を押していたのは一人のスタッフで、花を送った人は誰なのか分からなかった。

楊晴晴はその場ですっかり喜んでしまった。女の子というものは多少の虚栄心を持つもので、結局どんな女性の心の中にもお姫様願望があるものだ。

多くのクラスメイトの羨望の視線の中、その台車はちょうど楊晴晴の前まで押されてきた。

「見て！楊女神があんなにたくさんのバラを受け取ったわ、きっと告白されるんだわ！」「うらやましい！私だったら、すぐにOKしちゃうわ」……周りではたくさんの女子学生が議論していた。嫉妬する者、羨む者、とにかく皆が絶え間なく話していた。

そのとき張揚が群衆の中から歩み出て、片膝をついて楊晴晴に愛の言葉を語り...