艶麗なる姉妹

1878話

「もう私のことを好きになる資格があると思うんだ！」

「でも私はまだあなたを弟としか見ていないわ！そんな風に考えたことなんて一度もないわ！」

「義姉さん、それは自分を欺いているだけだよ。実際、僕たちがこうなり始めた時から、関係は変わったんじゃないか？」

「そんなことないわ、金水、私は、私は——」

「義姉さん、説明は要らないよ。過去のことは触れなくてもいい。でも今は、僕はもう一人前の男だ。義姉さん、他の男を探す必要なんてないんだ。僕と一緒にいればいいじゃないか！」

「そ、そんなことできるわけないでしょ？」

「どうしてできないんだ？今は姉弟恋愛が流行ってるじゃないか？君は僕より四つ上なだけだよ！」

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